少女失格

私の好き、憧れ、妄想が詰まった小さな世界です。

大人になる条件について考えてみた

 

 

私はいま、大人ではないと思う。

どこかの本で読んだけど、世間から「大人」だと認識されるための要件は、「責任感」「判断力」「精神的成熟」らしい。

「結婚」「子供を持つ」とかじゃなくてよかった。私レズビアンだから。笑

一生大人になれないところだったね。

 

とにかく今はまだ大人じゃない。

まだ学生だし、お酒飲めないし、今使ってるPCも親が買ってくれたものだし。

 

 

それで、ずっと思ってたんだけど、子どもから大人になるのってどのタイミングなんだろう、どうすれば大人になるのかって。

特に大人になることに対してわくわくしてるわけじゃないけど、気になったら納得するまで考え込んじゃうから、今ここで自分なりに解決してみる。

 

そういえば、大人ってよく若い人たちを貶すじゃない、「自己中心的」「やる気ない」「精神が弱い」って。

けどこれってたぶん、どの世代もそうだったんだよね。私のお母さんが若い頃もそうだったらしいし。

「今どきの若い奴らは」って言われてた人たちに、いま私たちが貶せれてるってことだね。

でもきっと、大人から見れば、若い人たちって本当に「自己中心的」で「精神的にもろい」人が多いんだと思う。私が読んだ本によると、青年期、つまり子どもから大人になる中間地点にいる人たちの特性が、精神的に未熟な面が多い一方で自分に関することには関心が高いものなんだって。それは自分探しの時期でもあって、そうやって自分のアイデンティティが形成されるらしい。

私を含め、青年期にいる人たちは、人格形成の時期であるとともに、モラトリアム時代(成人になるまでの準備期間で、その間は社会的責任を一時的に免除される期間)にいるから、自分について深く考えたり、大人へ成長しようとする。例えば、

・家族や友人関係の中で、自己肯定、時に他者否定をし、自我が芽生える。

・他人や社会との接触で、自身の役割を自覚し、ルールを守るなどの自己抑制を覚える。

社会と接触するというのは、アルバイトしたり、ボランティア活動してみたりってことだよねきっと。けど実際にこうやって社会と関わってる人は全体の半分くらいなんじゃないのかな。

これらが社会の一員へなるための準備になるんだね。その過程を経て、だーんだん人格が形成されて大人へと成長していくわけだ。

 

つまり大人になるってことは、精神的に成熟するってこと、そして、

精神的に成熟するために必要なことは、たくさんの人や社会と接触し自我を芽生えさせることと、それを抑制できるようになること。

 

 

他人と接触して初めて自分を知るなんて、人間って面倒で面白い生き物だね。

 

正直、私はそこまで大人になりたいって思わないんだ。

ずっと学生のまま、ずっと自分が知りたいこと、興味があることを勉強してたいって思ってるから。働くことは嫌いじゃないけれど、こうやって好きなこと勉強しているほうが楽しいしね。

 

けれど、私が心から尊敬してる役者さんが言っていた私がものすごく好きな言葉があるんだけど、それが

「僕のモットーは、大人でもあり子どもでもあること。

両方極めたいし、どちらも失いたくない」

 

ごめんなさい、ちょっとセリフ違うかも。けどこんなこと言ってた。

 

かっこいいな~って思った。

その人は、ほんとうに大人でもあり子どもでもあるような人で、私がはじめて「大人になるならこういう大人になりたい」って思った人。

これからも応援してます、鈴村健一さん。

 

話が脱線しすぎちゃったけれど、あまり人見てないからいいよね。

これで解決したっていえるのかは分からないけど、自分では納得したからここでおしまいにするよ。

 

ここまで読んでくれた人がいるのか知らないけど、もし読んでくれたのならありがとうございます。